9月28日の公判報告

2007年10月 5日(金曜日) 05:27 午後 JST

投稿者は: Admin

傍聴されたNさんによる公判報告です。

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最新(9月28日)の公判報告です。弁護団席に15名ほど、一般席に25〜30名ほ
どが見守る中、検察側の弁論が行われました。1審の「論告」にあたるものだ
そうです。この検察側の晴れ舞台?には水野谷、新河検事が出席。吉田検事は
消えてしまいました。

 新河検事が、71ページの「弁論要旨」(といっても要旨以外に別の本文があ
るわけではありません)のそのまた要旨(全体の2〜3割ぐらいか)をひたす
ら読みあげました。
 結果として強制執行に支障が出ればそれは強制執行妨害罪にあたる、という
主張、浦田検事の取調べは適正なものであった、I証人、S証人、S社長の供
述には信用性(高度の、とも言ったかな?)があること、被告人(安田さん)
が控訴審で出した獄中ノートは後に証拠で使うための虚偽の記載がなされてい
た可能性があること、を述べ、1審判決を改め、適正な判断を求めると結んで
終わりました。

 この日の新河検事の朗読はすごく早いテンポで、公判は1時半に始まって、
2時半前には終了しました。裁判長が登場して、消えるまでは47分です。新河
検事は46分間早口で読み続けました。「ゆっくり読んでたら、みんな寝ちゃう
からだろう」と某弁護士の解説?もありましたが、私は、ゆっくり読んでた
ら、傍聴席から笑われそうなので、その隙を与えぬよう急いで読み続けたので
はないかと思量します。

 何ら新しいことを述べたわけでもなく、予想通り、検事も証人も司法取引の
ようなことはしていないと言っているんだから、そんなことはなかったんだと
する茶番です。
 安田さんの獄中ノートが、後に裁判で使うことを想定したものだ、などとい
う言い掛かりは、それなら、なぜ、よりいっそう困難な状況だった1審段階で
使わなかったのかということになります。

 報告会では、強制執行妨害罪が、まさに検察が解釈しようとしている内容の
方向で改められようとしている問題も解説されました。
 そして、検事控訴による逆転有罪・重罰化率は統計的には8割にものぼり、1
審の有罪率99.9%よりマシとはいえ、決して油断できるものではないことが改
めて指摘され、気を引き締めました。

■さて、次回は11月14日(水曜日)午後130分より、弁護側の弁論です。こ
の日に判決予定日も示されるはずです。
 弁護側弁論は午後いっぱい時間をかけて、最後の熱弁がふるわれることと思
います。
 弁護団から、この日はぜひたくさん傍聴に来てほしいな、と珍しく要望があ
りました。どうぞご参加ください。判決を傍聴しても、判決は変わらないぞ。

■余談
この10月10日(世界死刑廃止デー)、韓国での死刑執行停止10年を記念する韓
国死刑廃止運動協議会の式典に安田さんは招かれて訪韓予定です。

10月13日の「響かせあおう死刑廃止の声2007」の集いで、安田さんは「権力が
死刑を求める理由」と題して、佐藤優、鈴木宗男両氏との鼎談をされますが、
韓国のみやげ話なども聞けることと思います。こちらにもぜひお集まりくださ
い。(午後2時開場・江東区総合区民センター公会堂・1000円)

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